書店員波山個間子はやまこまこレビューで3巻は出ない?黒谷知也作全2巻完結でネタバレあり!

レビュー

こんばんは、ネロです。
個人的におすすめの漫画コミックをレビュー紹介していきます。
今回はamazon等で発売全2巻で完結した黒谷知也(くろやともや)さんの『書店員波山個間子』(しょてんいんはやまこまこ)です!
あまりにもあっさり終わって3巻の発売を待ち焦がれている人もいるのではないでしょうか?

黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)の個人的レビュー!ネタバレありで注意!

amazon等で発売1~2巻で完結で3巻が待ち焦がれている黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)!

今回ネロが紹介するのは、
黒谷知也(くろやともや)さんの『書店員波山個間子』(しょてんいんはやまこまこ、KADOKAWA、イットコミックス)です!

表紙からは中性的な登場人物ですが、
表紙を飾るのがこの物語の主人公で書店員の波山個間子(はやまこまこ)さんです。
波なみに山と書いてはやまと読みます。

いかにも文学女子というか、
図書館の司書さんでもこういった服装の方いそうなイメージですよね。
カフェでお茶とお菓子に読書とか至福の時間です!

黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)の概略は?

黒谷知也(くろやともや)さんの『書店員波山個間子』(しょてんいんはやまこまこ)は、
そのタイトルの通り、とある書店に勤める主人公波山個間子(はやまこまこ)さんの物語です。

彼女は書店での通常業務の他に特別な役職についています。
それが「ブックアドバイザー」です。
お客様が求める本を探したり、その時の気分にぴったりの本を提供するなど、
本に関する専門家としてアドバイスをしていくのがお仕事となります。

この書店ではブックアドバイザーは、波山個間子(はやまこまこ)さんただ一人で、
店長さんの気まぐれで決まったという事ですが、
彼女の能力を買っての抜擢だったと思います!

黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)の魅力は?実在の本がおススメで出てきます!『眠る杯』向田邦子、『人の砂漠』沢木耕太郎、『深夜特急』沢木耕太郎、『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ、『少年の日の思い出』、『ゆらゆらとユーコン』野田知佑など!

黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)の最大の魅力の1つは、
作中に実在の本たちがおススメで登場してくることです!

『眠る杯』向田邦子、『人の砂漠』沢木耕太郎、『深夜特急』沢木耕太郎、『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ、『少年の日の思い出』、『ゆらゆらとユーコン』野田知佑など、1巻だけでも6作品以上が登場しています!

個人的なおすすめポイントは、
波山個間子(はやまこまこ)さんの人間的な成長を垣間見れるところです。
自?他共に認めるインドア派、人とかかわるのがあまり得意でない
波山個間子(はやまこまこ)さんですが、
ブックアドバイザーをしている時の彼女は堂々としたもの!

おすすめした本が本当にお客様に合っていたか、
勧め方に間違いはなかったか?
時に戸惑い、ミスをしながらも、店長さんや同僚に見守られながら、
お客様との交流を通して成長していきます!

また、本をたくさん買うために基本節約をしている彼女。
たまの晩酌は止められないそうですが、
その時のセリフが個人的に胸を打ちます。

お酒が涙になって出てきてしまう

本に感情移入してしばしば涙を流してしまう波山個間子(はやまこまこ)さん。
外でもそれは変わらなくて、自分でも外で本を読むのは止めた方がいいかななんて考えている彼女が可愛いですね。
自宅でお酒を飲みながら本を読む!そんな贅沢な時間があるでしょうか!?
そんな時、ちょっと感動した本に出会えたら、↑のセリフを呟いてみたいものです。

読み終わったらきっとあなたも波山個間子(はやまこまこ)さんを好きになっているはず!?

黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)の他の登場人物も魅力的!?

主人公の波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)さんも魅力的なのですが、
他の登場人物も素敵です!

個人的に最推しなのが、波山個間子(はやまこまこ)さんが勤める書店の店長さんです!
普段適当で、直感で波山個間子(はやまこまこ)さんをブックアドバイザーに指名するなど、奔放な性格を存分に発揮している店長さん!

注目すべきは仕事が終わった時に髪をほどいてロングヘア-になる所です!
作品の魅力と全く関係ないと言われそうですが、
働いている時には纏めている髪を、仕事が終わった時にほどくそのギャップ!
サバサバ年上素敵お姉さんが好みの自分としては、
完全にストライクゾーンど真ん中を射抜くキャラクターですね!

他にも大学生アルバイトの時岡くんとの恋のエピソードはあるのか?
波山個間子(はやまこまこ)さんに本の面白さを教えた、
学生時代の友人汐見慶さん!

当たり前といえばそれまでですが、
波山個間子(はやまこまこ)さんは最初から本を好きだったわけではないのでした。
学生時代は机で一人イヤフォンをして音楽を聴く、周りを寄せ付けない不思議ちゃんだった彼女。

一方の汐見慶さんは学校でも人気のクールビューティー!
一見合わなそうな二人ですが、ふとしたきっかけから汐見慶さんがヘルマン・ヘッセの『車輪の下』を波山個間子(はやまこまこ)さんをおススメする事で、急速に距離が縮まっていきます。

ちょっとした意地からお勧めされたヘルマン・ヘッセの『車輪の下』を読まずにいた波山個間子(はやまこまこ)さん。
過去の回想から現代に戻って、ようやく読了した彼女は、
ちゃんと読み終わったことを汐見慶さんにメールで知らせて、また涙を流します。

ちょっとどころかかなり涙もろい、頑固で読書が好きな波山個間子(はやまこまこ)さん。
みなさんも彼女と一緒に実際の本たちの魅力に引き込まれていきませんか?

いやーしかし黒谷知也(くろやともや)さんの書店員波山個間子(しょてんいんはやまこまこ)は2巻で終わるのはもったいないですね!
自分もぜひ3巻以降を出してほしいとは思いますが、なかなか難しいのでしょうね。ぜひ諦めずに期待したいと思います!お勧めです!

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