林みかせ先生の「うそカノ」。
11巻で完結です。
うそから始まったすばるの恋。
“ずっとずっと入谷くんと恋がしたかった”その想いは“いつまでも”に変わります。
気になる最終巻のネタバレはもちろん、高校卒業後の後日談エピソードや入谷くんのかっこいいところをまとめてみました。
林みかせ先生の「うそカノ」11巻のネタバレ！あらすじと感想！
林みかせ先生の「うそカノ」11巻のネタバレの前に、
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さて、学食でお昼ご飯を食べていると、春から一人暮らしをするという入谷くん。
一緒にいたすばると吉野くんとむっちゃんはびっくりします。
大丈夫なのか心配するみんなに問題ないと答える入谷くん。
すばるは手伝うことなくても遊びに行っていいか聞きます。
入谷くんは普通にいいよと答えます。
すばるは一人暮らしの部屋に入れてもらえる、それだけで喜ぶのでした。
潔癖な入谷くんに受け入れてもらえているのが分かります。
吉野くんもいいと言われて喜んでいたのがとっても可愛いです。
日曜日にみんなで新居に必要なものを買いに行くことになります。
お店で楽しそうに色々見て回り、入谷くんは必要最低限でいいと言いながら、お皿を同じもの2枚取ります。
「同じの2枚？」とすばるが聞くと、「神宮寺さんも食べるでしょ？」と答える入谷くん。
入谷くんの未来に当たり前に自分がいることを嬉しく思うすばる。
未来が楽しみになり、ずっと隣を歩きたいと思うのでした。
こういう自然な感じですばるとずっと一緒にいることを考えてる入谷くんが素敵で、キュンとしてしまいます。
入谷くんに頼まれていた駒袋に将棋駒チョコを入れて渡すすばる。
バレンタインだからと言いながら、卒業が迫ってきていて入谷くんと制服デートができなくなると喚きます。
それから2人は卒業までにしたいことをあげてみようと言い、制服デート、特別感のあるお揃い、校内で写真を撮るなどを書き出しました。
入谷くんは自分も考えとくと言って微笑み、次の登校日に写真部に入部します。
一度部活動をしてみたかったと言う入谷くんにおどろくすばるでした。
卒業までにしたいことを考える2人がとっても可愛いです。
そして、写真部入部とは、入谷くんも思い切ったことをしますよね。
写真部の入谷くんに注目です。
写真部3年の送別会合宿の日。
すばるは特進科の吉野くんを尋ね、入谷くんに内緒でお願い事をします。
部室に向かうすばる。
入谷くんに呼ばれて上をみると、カメラを構えている入谷くんがいます。
「かわいいカオしてこっち向いて」とシャッターを切り、笑顔の入谷くん。
それから校内の色々な所で一緒に写真を撮ります。
最後、鉄棒にぶら下がって写真を撮るのに苦労をしてるとこを和久井くんが見ていました。
笑顔の入谷くんに胸キュンです。
そして、鉄棒のところはすばるの可愛さがいっぱいでした。
夕食の後、入谷くんと和久井くんで銭湯に行きます。
和久井くんがさっき鉄棒で写真を撮っていた時にすばるが笑ってたと言い出します。
「お前、愛されてんな」という和久井くんに「いや、俺のが好きだから」とすばるの好きなところを話し出す入谷くん。
気持ちを可視化するならと入ってる量の違う桶を指さして、自分とすばるだと言い、違いが分かるかを和久井くんに聞きます。
「おまえのが水多いな」と答えた和久井くんに「そういう事」という入谷くん。
和久井くんは「知らねーよ」と笑って、本人に言ってと突っ込みます。
その会話は女風呂まで聞こえていて、全部すばるは聞いてしまっていたのでした。
この銭湯のシーンは最高です。
入谷くんがすばるへの想いを和久井くんに話すなんてドキドキしかありません。
和久井くんはちょっと複雑だったのかなと思いますが、笑顔で突っ込むところはさすがだと思いました。
次の日の朝、早くに目が覚めたすばるが散歩していると、夜明けを撮影している和久井くんがいます。
春から同じ学校に和久井くんがいないのが不思議な感じだというすばるに、ちょっと寂しいと答える和久井くん。
8年間を思い出し、隣にいてくれたから心強かったと思うすばる。
ありがとうと言いながら泣き出すすばるを和久井くんがなだめます。
そして、2人で朝日を見るのでした。
すばると和久井くん2人きりのシーン。
8年間、ずっとそばにいてくれた人と離れるのは心細いですね。
切ない気持ちでいっぱいになりました。
そして、卒業式の前の日曜日、入谷くんはすばるのお父さんに会いに将棋道場に行きます。
手合わせをお願いし駒袋を出すとお父さんの駒袋と同じだったのです。
お互いに世界で一つの手作りだと思っていたため、気まずい雰囲気に。
全力でというお父さんに真剣に勝負をする入谷くんでした。
その夜、入谷くんはすばるに電話を掛けます。
なんとなく電話を掛けたと言う入谷くんは、焼き肉をごちそうになったことを話します。
そして、「すばる」と名前で呼び、呼んだだけと言って、電話を切るのでした。
ちょうどその時、お父さんが帰宅し、焼き肉を食べてきたと言います。
すばるは偶然？と思うのでした。
この行動は最終話で、入谷くんの誠実さを強調する重要なシーンでした。
名前呼びは、キュンとしますね。
卒業式。
笑顔の和久井くんに式前に泣き出す、すばるとむっちゃん。
すばるの頭をポンとして、先に体育館に入って行く入谷くん。
それぞれ、色々な思いを持って、卒業を迎えました。
式後、すばるは特進科の人たちに手作りのアルバムを渡します。
吉野くんのにだけ、1年のころの入谷くんとの写真を追加したと伝えると、喜んでくれます。
それから、入谷くんは教室に行ったと聞き、探します。
そして、保健室で入谷くんの誕生日をお祝いしますが、驚かない入谷くん。
きっと祝ってくれると思ってたと言う入谷くんに腑に落ちないすばるでした。
入谷くん専用の卒アルを渡し、卒業までにしたいことがだいたい叶ったと喜びます。
一コだけ残っちゃったと言うすばるに入谷くんが「あるよ。特別感のあるお揃い」と言って封筒を渡します。
その中には婚姻届けが入っていました。
「お揃いの苗字。入谷すばるになる？」と言う入谷くん。
自分が神宮寺匡史になってもいいと伝えると言葉を失うすばる。
入谷くんは、好きな気持ちを証明する方法を考えていたと話し始めます。
自分を知ってもらいたくて、すばるのお父さんに会いに行ったこと、将来を考えていること、一緒にいると楽しいことを伝えます。
「一生オレの横で笑っててよ」
そう言うとすばるは泣き出しました。
入谷くんと恋をしたかったこと、視界に入りたかった、好きになってもらいたかった、全部を受け止めて返してくれたと思うすばる。
「私も入谷くんを幸せにするね」というすばるに入谷くんはキスをしました。
急だと恥ずかしがるすばるに「今からキスするから」と言って、もう一度。
「すーばる」と呼び、可愛いと笑います。
その笑顔にすばるはとっさに走りだして、ベッドの仕切りのカーテンの裏に隠れてしまいます。
入谷くんは合言葉を言ったら開くか聞いて、「コップどう？」と言いました。
すばるは入谷くんの指に指を合わせ、「いっぱい」と答え、抱きつくのでした。
そして2人は手を繋いで「卒業おめでとう」とジャンプをしながら校門を出ます。
“いつまでも入谷くんと恋”をと思うすばるなのでした。
プロポーズ、ドキドキでした。
入谷くんらしい好きな気持ちの証明の仕方でしたね。
すばるのお父さんに会いに行く理由も素敵で、入谷くんのすばるへの想いが“好き”じゃなくて“愛してる”なんだなと思いました。
もっともっと2人の恋物語を読みたいと思ってしまいます。
密かに続編を期待しています。
林みかせ先生の「うそカノ」11巻はすばると入谷のその後を描いた後日談小冊子のついた特装版も！
最終巻の11巻は小冊子付の特装版も発売されています。
この小冊子には、入谷くんと和久井くんの2人ですばるを尾行する話や大学1年生のすばると入谷くんの話など盛りだくさんです。
一番のメインは24歳のお話。
和久井くんが入谷くんに写真を送ってくるほど仲良くなっています。
社会人になったすばるも見られます。
そして、仕事帰りに入谷くんの部屋で入谷くんの帰りを待つすばる。
「すばる」と名前で呼ぶのが当たり前になっていて、デレデレの入谷くんが描かれています。
ページ数は少ないですが、とても満足でした。
とにかく入谷くんと和久井くんが仲良しなのがいいです。
付き合って7年。
入谷くんがすばるのことを名前で呼んでいるのも（本編ではたまにだけだったので）キュンとしてしまいます。
すばるはまだ苗字で呼んでいたので「匡史くん」と呼んで欲しいなと思いますが、すばるらしいかなと思いました。
これからもその後の2人を描いてほしいなと思ってしまいます。
すばると入谷くんと和久井くんの3人の話ならいつまでも読みたいです。
「うそカノ」入谷くんはかっこいい！相関図ではライバルの和久井くんと入谷くん2人の魅力について
すばるの彼氏である入谷くんと、すばるの幼なじみでずっとすばるのことを想ってきた和久井くん。
正反対の2人なのですが、とにかくこの2人がかっこいいんです。
すばるを想うからこそ、お互いを羨ましいと思っているのも、憎めない存在だと思っているのも素敵なのです。
その2人の魅力について、お伝えしたいと思います。
まずは入谷くんの基本情報から。
入谷匡史（いりやただふみ）
特進科、成績は常に学年トップの秀才ですが、性格に難あり。
主に自分中心で、他人に興味なし、ひねくれています。
さらに潔癖症で団体行動が苦手。
しかし、すばるに対しては最初から優しい気がします。
うそカノをしていた時もですが、本当の彼女になった後もすばるに対しては必死な入谷くん。
いつもは完璧でクールな入谷くんが嫉妬するところがかっこいいと言う人が多いみたいです。
私が入谷くんがかっこいいなと思うシーンは、、
3巻の文化祭のミスターコンの時に全校生徒の前で「俺には神宮寺さんのがかわいく見えるけど」とさらっと言うところがカッコイイです。
5巻の旅行の時に小屋に和久井くんと一緒に閉じ込められたすばるを必死に助けるところ。お姫様抱っこも最高でした。
8巻の修学旅行中にすばるに初めて「好きだよ」と言うところ。真剣な入谷くんに胸キュンです。
9巻の付き合って1年記念にすばるにネックレスをプレゼント。つけてくれるとこも素敵でした。
10巻ですばるの大学合格が分かってお礼参りをした後「神宮寺さんの願い事は全部俺が叶えるから。良かったね、神宮寺さんの彼氏が俺で」の笑顔が素敵です。
11巻の最後の婚姻届けを出すシーン。「入谷すばるになる？」はドキドキが止まりませんでした。
入谷くんの魅力がありすぎて、全然絞れませんでした。
たまに眼鏡なのもかっこいい…
まだまだかっこいいと思えるシーンはたくさんありますが、和久井くんにいきましょう。
和久井朔哉（わくいさくや）
すばるの幼なじみでクラスも同じ、部活も同じ写真部。
イケメンで誰にでも優しい。
すばるのことをよく分かっている。
顔もかっこよく、性格も完璧な和久井くん。
入谷くんではなく、和久井くんがいいと言うファンも多いです。
誰よりもすばるのことを分かっている和久井くんは、いつも余裕な雰囲気で入谷くんを挑発したりします。
しかし、すばるに想いを伝える時には必死になっていました。
どの和久井くんもとってもかっこいいと高評価のようです。
私が和久井くんがかっこいいと思うシーンは
1巻のすばるにネクタイを貸すところ。ネクタイをしてあげてからの頭ポンポンはイケメンにしか許されないです。
2巻で急遽宿に泊まることになった時の夕飯で、すばるの苦手なかぼちゃの煮物の小鉢をすばるが気づかないうちに自分のところに持ってくところ。さらっとすばるのこと助けてるんですよね。
4巻の写真部の合宿中にすばるとの屋上のシーン。すばるに気持ちを伝えていない和久井くんが好きな子について話すところがかっこよくてキュンとします。
5巻のすばると一緒に小屋に閉じ込められたところ「オレと二人っきりでドキドキする？」はイケメンすぎでした。
11巻の夜明けを撮っているところ。座っているだけでかっこよすぎます。
和久井くんも全然絞れませんでした。
そして、入谷くんと和久井くんの一緒のシーンのおすすめもあります。
5巻、和久井くんがすばるに告白した次の日の放課後に入谷くんが和久井くんを呼び出すシーン。
必死になる2人がかっこよくて、ドキドキします。
6巻、アスレチックですばるをかけて競争するところ。2巻の体育祭でも競争していましたが、6巻の表情がとても素敵なのです。
もう一つ6巻ですばるのキスマークについて、入谷くんが和久井くんに聞きに行くところ。
余裕な和久井くんと、必死になる入谷くん。
どちらもとてもかっこいいのです。
8巻、すばるのことを家族以外では誰よりも知ってるのは和久井くんと認めて、相談するところ。
このシーンの雰囲気がとにかくいいのです。
仲良しではないけど、お互いを認めてるのが分かるシーンでした。
9巻の浅草で買い出しに行ったすばるを入谷くんと和久井くん2人で待つシーン。
ここの2人のやり取りが全部いいです。
和久井くんがすばるの好きなところを聞き、さらっと答える入谷くんも素敵でした。
9巻の番外編のお話の中で和久井くんの写真が上手でその才能をムカつくと言った入谷くんに和久井くんは「オレはお前が羨ましいけど」と返すところ。
2人のやり取りが可愛いのとかっこいいので胸いっぱいになります。
そして、11巻の銭湯に入ってるシーンは最高ですね。
和久井くんに向かってすばるに対しての気持ちを話す入谷くん。
「まじで好き」の破壊力は半端なかったです。
真剣に聞く和久井くんの表情と最後の笑顔にもやられてしまいます。
2人の魅力いっぱいです。
ぜひ、チェックしてください。
「うそカノ」のアニメ化はされているのか？ドラマCDって？
アニメ化を熱望していますが、残念ながら今のところ、アニメ化はされていません。
しかし、ドラマCDがあります。
5巻の特装版にドラマCDがついています。
キャストは以下の通り。
神宮寺すばる：東山奈央
入谷匡史：内山昴輝
和久井朔哉：櫻井孝宏
神宮寺トモ：雨宮天
時田律：山下大輝
内容は4巻に収録されている15話と入谷くん、和久井くん、時田くんそれぞれがときめきセリフの語りかけ。
林みかせ先生が5巻の最後にアフレコのレポートを書いてくれていて、絶賛していました。
イメージぴったりだと高評価なので、チェックする価値ありだと思います。
私は特装版があるのを知らずに通常版を買ってしまい、後悔しました。
でも表紙は普通版の方が気に入ってるので、いいのです。
アニメ化の希望を持って買っていませんが、ずーっと欲しいと思っています。
しかし、まだアニメ化されることを願っています。
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